HTML文書の作成
1.まず初めに・・・・
まず、HTML文書の構造を示すためのタグとしてHTML・HEAD・BODYがあります。
- <HTML>〜</HTML>
- このタグはHTML文書の一番最初と最後に用い、文書の内容がHTMLを含むことを示します。
- <HEAD>〜</HEAD>
- このタグの間では文書についての記述を行います。たとえば、文書のタイトルや特徴、他の文書との関係などを記します。ここで記される内容は基本的に表示されません。
- <BODY>〜</BODY>
- このタグの間では本文(実際に表示される内容)の記述を行います。
次に、文書のタイトルを指定するタグとしてTITLEがあります。
- <TITLE>〜</TITLE>
- 文書のタイトルを指定します。これは、文書自体のファイル名とは関係ありません。
その他に、ページ設定をするタグとしてはHR・BODY BGCOLORなどがあります。
- <HR>
- 罫線を引くことが出来ます。
- <BODY BGCOLOR="-------">
- <BODY BGCOLOR="-------">で背景色を設定することが出来ます。
黒なら"#000000"、白は"#FFFFFF"、赤は"#FF0000"、緑は"#00FF00"、青は"#0000FF"です。
2.フォントの大きさや形状を設定してみよう。
まず、見出しをつけるためのタグとして、Hn(n=1〜6)があります。
- <Hn>〜</Hn>(n=1〜6)
- 見出しの文字サイズを設定する事が出来ます。1が一番大きく、6が一番小さくなっています。
次に、フォントのサイズを設定するタグとしてFONT SIZEがあります。
- <FONT SIZE="n">〜</FONT>(n=1〜7)
- フォントのサイズを設定することができます。この場合は、1が一番小さく、7が一番大きい。
その他に、太文字にするB、斜体にするI、下線を入れるUなどのタグがあります。
- <B>〜</B>
- このタグの間では、文字が太文字になります。
- <I>〜</I>
- このタグの間では、文字が斜体になります。
- <U>〜</U>
- このタグの間では、文字に下線がつきます。
3.文書を見やすくするには?
さて、ただ文字を打ち込んでいっても見にくい文書になるだけです。そこで、作成した文書をより読みやすくするために、以下のタグを用います。
- <P>
- このタグは段落の変更を意味し、テキストが改行されたうえに、さらに1行分のスペースが空きます。
- <BR>
- このタグを使うと、テキストが改行されます。
- <CENTER>〜</CENTER>
- センタリング用のタグです。ウインドウの幅に合わせて中心にテキストが表示されます。
- <UL><LI>〜</UL>・<OL><LI>〜</OL>
- <UL>はマーク付きリスト、<OL>は番号順リストを表し、<LI>の後に続く文がリストの1項目として表示されます。
- <DL><DT>〜<DD>〜</DL>
- これは定義型リストを表し、<DT>には定義される言葉、<DD>にはその言葉の意味が入ります。
4.最後に他のページとリンクさせてみよう
同じページに長々と情報を詰め込んでいっても見づらくなるだけです。そこで、ホームページを美しくするための手段としてページをリンクさせることが挙げられます。
- <A HREF="url">〜</A>
- 任意のテキストやインラインイメージをリンクの「ボタン」として設定します。urlで指定するリンク先のファイルはなんでもかまいません。
- <A HREF="#◇">〜</A>
<A NAME="◇">〜</A>(◇=キーワード) - これは同一ページ内でのリンクを表し、リンク先の位置を<A NAME="◇">〜</A>で指定しておくと、<A HREF="#◇">〜</A>で作られたリンクボタンからその位置へリンクするようになります。
- <A HREF="url#◇">〜</A>
<A NAME="◇">〜</A>(◇=キーワード) - これは他のページ内の特定位置へのリンクを表し、原理は同一ページ内のリンク
と同じです。
- <A HREF="mailto:◇">〜</A>(◇= メールの宛先)
- このタグを用いることによって、メールの宛先を指定することができます。この機能に対応したブラウザーでは、リンクボタンを選択するとメール発信のためのウインドウが開きます。
さてここにサンプルページを用意しました。これを見たら理解が深まるかも?
サンプルページはここをクリック。
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